Ashleyの目指せAsobito(遊人)

遊びを生業にするべくがんばりながら日々を綴っています。

有栖川学苑探偵研究会(ある大富豪の遺産)

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前に作った謎解き物を再度ここで書くことにしました。
※少し前と変わっているところもあります。
(12/23:『Hint』の画像を変更しました。)

** 第0話:ある大富豪の遺産
有栖川学苑探偵研究会には様々な依頼が舞い込んでくる。
飼い犬の捜索や恋人の浮気調査、はたまた探偵に依頼するものではないものまで...

「はぁ... また獄中か...」

自分は一枚の依頼書を見ながらため息を吐いていた。¥ 

「23日に購買でカレーパン10個買ってこいとか... 『ADSG (Alice academy Detective Study Group)』は何でも屋じゃないんだっつの、これで何回目だあいつ...」
「アリスまたなの?」 

「ああ」と言うのと同時にアリスと呼ばれた自分は、ゴミ箱に先ほどの依頼書を捨て、他の依頼書に目を通してみた。

「猫の捜索、彼氏の浮気調査、落し物の行方に獄中の弱みの操作... 沙樹、いつも通りだ。」
「今日も何も変わらないかぁ〜」 

興味が惹かれる依頼が見当たらず、自分と沙樹は若干退屈になりながら依頼書を読みすすめていた。しかし、もう終わるというところで一つの依頼書に目が止まった。 

「んっ?白金からの依頼書なんて珍しい。」

学園には多種多様な生徒が同じ校舎で学んでいる。
例えば先ほどから出ている獄中は学園1悪名高い男で、頭が良いことを悪い方向に使っている典型的な悪役が似合う生徒だ。
そして白金は、学園の中にいるお嬢様の中でも高いランクに位置するお嬢様であり、学園人気ランキングNo.1のルックスの良さをもち、性格も良しというとてつもないスペックの生徒だ。

基本学園の中にいるお嬢様グループからの依頼は一切無いといって良いぐらいないため、あまりにも珍しかった。 

おじいさまの遺言で書斎にある金庫を開けたいのですが、鍵屋の方をお呼びたくとも遺言により禁止されてしまい、誰も開けることができません。鍵のヒントは書斎の中にあるとのことなのですが、屋敷の誰一人として気づくことができず困り果てています。
ぜひ探偵研究会の皆様のご協力をお願いできませんでしょうか?
依頼主:白金 百合夜

「沙樹どう?」
「おもしろそうだし良いと思う。」
もの珍しさによる好奇心に動かされるまま、自分は依頼受注書を書き進めていた。

 


「ご依頼を受けてくださりありがとうございます。こちらが祖父の書斎になります。」

後日、自分と沙希は白金の屋敷にいた。
同じ研究会に学園2番の富豪がいて、そいつの屋敷に何度も行った事もあるが、未だにでかすぎる屋敷には慣れる事ができない。

「これが問題の金庫だね」

書斎はいるとすぐ目の前に大きな金庫が目に入った。シックなデザインの室内にはとても異質な光景だが、大切なものだからこそ一番滞在時間が多い場所に置いたのだろう。

「鍵のメモがあったはずなのですが、祖父が肌に離さず持っていたものでどこに行ってしまったのか分から無い状態なんです。」
「だからお手上げという訳なんですね。」

白金はいかにも困ったという顔をしながら色々と話してくれた。
自分の予想通り相続問題が絡んでいた。どうも本物の遺言書がこの金庫の中にあるらしく、父の弟夫婦が躍起になっているらしい。
早く事態を終わらせるべく自分たち依頼したという訳だ。

「そういえば鍵のヒントってどこ?」

沙樹の一言で白金は書斎のテーブルから3枚の絵を取り出した。
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「なぜカジノゲームが題材なのか心あたりありますか?」

「祖父はよく海外に行ってはカジノでゲームをするのが好きだったんです、稼ぐというよりは遊ぶ事が本当の目的だったようで、よくカジノチップを使った技を見せてもらいました。」

白金の祖父は好きなものを題材にしたという訳か。確かに様々なデザインのカジノチップが飾られている額がある。

「お2人が私の最後の頼みなんです、どうかよろしくお願いいたします。」

白金がこれでもかというぐらい深々と頭を下げていた。

「頭を上げてください、それを解きに来てるんですから。」
「私たちにまかせて!!!」

顔上げた白金は笑顔で「ありがとうございます」と感謝を述べた。

さあ、仕事を始めようか。


Work1

以下の画像の謎を解き、金庫を開けよう。
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回答確認(半角数字3桁)
nemesis=
tyche=


以下に文章がありますが、Work1をクリアした後に見ることをお勧めします。








「金庫イン金庫とは結構厳重だな...」
「そこまでするほど大切なんだね。」

絵の謎は問題なく解け、無事に金庫を開ける事ができたのだが目の前には小さめの金庫が鎮座していた。そしてその隣には新たな絵が...

アテネ...護衛の神か......」
「なにかあるのかな?」

さっきから思っていたのだが、青と赤、そしてこの緑の絵にはギリシャ神話の神の名前が書かれている。
謎と名前には今のところ関連がないから考えなくてもいいとは思う。
今の所はだが...

「大丈夫なのでしょうか...?」

新たな金庫が予想外に現れたせいで不安になった白金が声をかけてきた。

「大丈夫です、任せてください。」
「アリスがいるから大丈夫だよ!!」
「お前は何もしないつもりなのか...」

沙樹の発言に少し呆れながら作業に戻った。

さあ、仕事の続行だ。


Work2

以下の画像の謎を解き、金庫の中にあった金庫を開けよう。
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回答確認(半角数字3桁)
Athens=


以下に文章がありますが、Work2をクリアした後に見ることをお勧めします。







金庫の中にあった金庫の中には古いダイヤルキーがついた木製の箱があった。

そして、今度は黄色い絵が...
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「これが最後かな?」
「さすがにそうだろうな。」

箱のサイズ的にこれが最後だろう。どうも見る限り全てを見直した方がいいようだ...

さあ、最後の仕上げだ。


Work3

最後の謎を解き、金庫の中にあった木製の箱を開けよう。
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回答確認(半角数字3桁)
Yellow Key=










開けた箱の中には本物の遺言と女性物の指輪が入っていた。

「これ...!」

指輪を見た瞬間白金が自分のもとへ駆け寄った。

「これは祖母の指輪です。お葬式後に探したんですが、家族総出で探しても見当たらなくて... こんなところにあったんですね。」
「そうだったんですか...」
「けどなんでここに...」
「もしかして、おじいさんが隠してたんじゃないかな。」


白金から聞いた話だと白金の祖父は愛妻家だったそうだ、亡くなった時は誰よりも泣いていたらしい。
アクセサリーを弟夫婦が勝手に持っていかないようにする為に、白金の父が出棺の前に棺桶の中によく使用していたアクセサリー類を入れて一緒に火葬したようなのだが、この指輪だけ見つからなかったのだという。

「けどよかった、あの時はもう盗まれてしまったのだと思いました…」

指輪を自身の胸に当てながら泣きそうな顔でつぶやいた。

この瞬間、自分達の仕事は終わったのである。








数日後、自分たちはまた白金の家に来ていた。

「どうにかなってよかったね〜」
「はい、おかげさまで相続の件も含めて解決できてよかったです。」

木の箱の中には指輪の他に本来探していた遺言書が入っており、無事弁護士立会いのもと公開された。
遺産の大半は白金の父親に渡り、形見の指輪は白金自身が相続したようだ。白金の指で奇麗に輝いている。

「それよりも…本題に入りませんか? 自分達をまた呼んだのはこの前のお礼の為だけではないですよね?」
「…はい、またご依頼したいことがありまして…」
「依頼書による依頼を受けるかは、自分達『ADSC』に決定権がありますからね。そういう訳にはいかないほどの依頼なのでしょう? 白銀さん。」
「こんなことをしてしまい申し訳ありません、ただ、まだ叔父家族の問題が残っていまして…」

確かに遺産のほとんどを兄に相続されてしまった訳だ、なにも何も思わないことは無いだろう。

「百合夜ちゃん、そんなことしなくても勝手にこっちが口出してたのに。」
「えっ、それはどうゆう…」
「こういう事です。」

白金に1枚の依頼受注書を見せた。

「『百合夜お嬢様に対する嫌がらせの解決を手伝っていただきたい』依頼主は…朝丘⁉」
「白金さんのお付きの方からの依頼です。そして『ADSC』の自分たち2人がこの依頼を受注しました。」
「そうゆうことだよ、百合夜ちゃん♪」

白金はいまにも泣きそうなのを我慢しながら、頭を深々に下げた。

「また…よろしくお願いいたします!!」

「はい!!」「うん!!」

さあ、仕事をはじめよう。


ある大富豪の遺産:終


いかがでしたでしょうか?
そこまで難しい謎でもないかなと思ってはいるのですが、別記事にて解答のほうを上げる予定ですので、そちらも御覧いただければと思います。

Ashley

 


 

 

私の情報はここにまとめられていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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